松島健司

2017年入庁 建設課管理係

なぜ高森町の職員になろうと思ったのですか?

小中高と野球をやっていて、スポーツに関わる仕事に興味があったので、最初に進学した専門学校ではスポーツ現場で働くトレーナーになることを目指していました。ただ色々考える中で、もう少し別の道も考えてみたい、広く地域に貢献できるような仕事がしたいと思うようになり、公務員を目指す専門学校に移りました。もともと地元で働きたいと思っていたのと、お世話になった祖父母が高森に住んでいて、恩返ししたいという気持ちもあって役場を受験。縁あって職員になりました。

仕事で意識していることは何ですか?

最近特に意識しているのはバックキャストの視点を持って業務にあたることです。役場に入って1年目はCATVの番組作りを担当。2年目になると役場内の情報事務機器(PC等)を管理する仕事も加わりました。慣れない分野で業務量も増えて大変でした。この頃から感じていたのは、事務的な仕事に時間を奪われてしまうと、新たな取り組みを企画するなど、想像力が必要な仕事になかなか取り組めなくなるということでした。その後3年目になると建設課に異動し、道路や公園の管理の他に、山吹地区の天竜川周辺で構想中の「かわまちづくり」事業を担当することになりました。管理系の仕事は事務的な要素が大きいですが、「かわまちづくり」は、どうしたらその地域に賑わいを生み出せるかを考えていく仕事です。そこで私は、研修等を通じて学んだバックキャストの視点を事務的な仕事に取り入れ、その仕事のゴールを意識して業務を組み立てていくことを実践するようになりました。こうすることで、時間を生み出し、意識的に考える時間を生み出すことが出来るようになりました。

今後やってみたいことは何ですか?

現在担当している「かわまちづくり」事業を何とか形にしていきたいと思っています。この事業は、山吹地区の天竜川周辺地域を開発し、飲食店や各種スポーツ、キャンプなどを楽しめるスペースや、2028年開催予定の長野国体の競技会場(カヌーとビーチバレー)を整備していくというものです。私はこの事業に構想段階から関わっていて、ようやく具体的な事業が始められるところまで漕ぎつけることが出来ました。これから事業が本格化すると、関係者との調整や、より細かな事業計画の作成など大変なこともあると思いますが、地域の若者が集まり、楽しめる場所を作るため、これまで培った企画力も生かしながら取り組んでいきたいと思っています。

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