米沢竜治

2019年入庁 健康福祉課高齢者係

スポーツを通じて地域を活性化したい

なぜ高森町の職員になろうと思ったのですか?

小学校から大学まで学生時代はずっとバレーボールをやっていました。社会人になってからも新卒で入社した民間企業で働きながら、プロのバレーボールチームに所属して活動を続けました。現役選手としての活動を終える頃、これまでの経験を生かして、地域に貢献したいという思いが強くなり、縁あって当時所属していたチームとも関りがあった高森町役場に転職しました。

仕事で意識していることは何ですか?

「地道に努力する」ことと「周囲の人と良好な関係を築く」ということです。これは、ずっと続けてきたバレーボールを通して学んだことであり、社会人になってからも常に意識していることです。私は役場に入ってすぐに東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に出向になり、2年弱の期間を東京で過ごしました。この間、コロナウイルス感染症の蔓延によって五輪自体が延期になり、業務環境もその大半がテレワークになるなど異例の状況を経験しました。そんな中で、私は主担当として東京2020NIPPONフェスティバル東北復興プログラムと称した、巨大人形「モッコ」を使った東北復興応援事業に携わりました。国(関係省庁)や東北自治体との調整や事業の運営等は大変でしたが、同じ組織に所属していた様々な業種の出向者と良好な関係を築きながら、何とか無事に事業を完了させることが出来ました。改めてこれまで意識してきたことの大切さを感じました。この思いをこれからの役場業務にも生かしていきたいと思います。

今後やってみたいことは何ですか?

私はスポーツを通じて地域を活性化したいという思いを持って役場に転職しました。また、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会への出向経験を通じて、改めてスポーツの持つ素晴らしさを認識しました。当町は2028年に開催される長野国体で、カヌーとビーチバレーの競技会場が設置されます。私がこれまでバレーボールで学んできたスポーツの楽しさや素晴らしさをこの地域に住む多くの人に知ってもらいたいと感じていると同時に、スポーツを通じて、人々の生活や気持ちが少しでも明るく元気になるきっかけを与えられるよい機会になると思っています。これまでの経験を生かして、この事業に携わってみたいと思っています。

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