宮澤 嵩

2009年入庁 総務課行政係

なぜ高森町の職員になろうと思ったのですか?

新卒の時は、都会の大きな会社に入って自分の力を試してみたい、出来れば好きなファッションに関係のある仕事に就きたいと思い、進学先だった名古屋の百貨店に就職しました。多くの人を呼び込んで、街の賑わいを作ることが出来る仕事はとても刺激的でした。一方で2年ほどたった時、「都会で働くのではなく、別の選択肢もあるのではないか」「もう少し色々な経験が積める職場で働いてみたい」と考えるようになり、転職活動を検討した結果、縁あって高森町役場の職員になりました。

仕事で意識していることは何ですか?

「目的を掴むこと」と「必要な知識は自ら身に付けていくこと」です。役場に入って最初の配属は下水道の整備や管理を担当する部署でした。これまでの経験も通じず、知識も全くない分野だったので、最初は本当に大変でした。起案文書も上司に回すとほとんど返ってきてしまう状態で...。なぜ上手くいかないのか考える中で、その仕事の目的や手順をきちんと掴めてないのではと考え、法律や要綱などをもう一度きちんと確認し、理解してから業務を進めるようにしました。また、必要な知識も自主的に研修会に参加するなどして身に付けるようにしました。すると、一つの業務にかかる時間も短くなり、空いた時間で別の課題に取り組めるようになるなど、徐々に効果が現れて、どんな業務でも前向きに取り組めるようになっていきました。

今後やってみたいことは何ですか?

働く場としての役場をより魅力のあるもとにする仕事に取り組んでいきたいです。この地域も人口減少が進み、地域の活力が少しずつ奪われて行っているような気がしています。そんな中で、これからもこの地域が住みやすく、活気ある場所であるためには、魅力ある会社や組織等が一つでも多く存在し、進学等でこの地域を離れた子どもたちが帰ってきて働きたいと思える場を提供していくことが大切だと感じています。役場も働き方改革や、女性が働きやすい環境の整備、DXの推進などに積極的に取り組み、そうした情報を学生さんにきちんと届けることで、魅力的だと感じてもらえる職場にしてきたいです。

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